vol.2 『がんばる新農業人支援事業』の研修生になるまで



公開:2021.10.12

farmingsekino



こんにちは。関野です!前回は私がJA職員から農家を目指すことにした理由をご紹介しました。
今回は、就農を相談した農家さんに教えてもらった『がんばる新農業人支援事業』に応募し、研修生として合格するまでのことをお話します!

●がんばる新農業人支援事業って?

静岡県農業振興公社で毎年募集している、自立就農を目指す研修制度です。静岡県の西部・中部・東部の各エリアの特産物(トマトやイチゴ等)を選び、その特産物を栽培している受入農家さんのもとで研修をしながら農業経営や栽培技術を学びます。1年後には農業経営者としての独立を目指すことができます。募集区分は3つあり、私はその中の「新人材育成タイプ(地域受入型)」に申し込みました。

●研修生になるまでの流れ

研修生として合格するまでの流れは、
【申し込み】→【現地見学】→【面接】→【合格】
という形です。

申し込みには、申込書と履歴書が必要で、申込書には「就農理由」、「将来の取り組み」、「自己資金」、「研修希望先の地域・作物」などを記入します。

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「就農してから将来どんなことに取り組むか」を記入します。私は「SNSを活用した地域農業振興と地元の情報を発信していきます」と書きました! また、自己資金はとても重要です。作物、栽培面積、設備によって異なってきますが、私の場合は高級車1台分くらいのお金を用意していました。



●現地見学会

申し込みを済ませると、現地見学会のお知らせがきます。静岡県の各地域で日程が割り振られているので、希望する地域を選んで申し込みます。現地見学会に行かなければ面接を受けることができないので申し込みは必須です。

私の場合は、伊豆の国・三島函南地域のイチゴ・ミニトマトの農家さんの現地見学会に行きました。見学会は応募した方々を乗せて現地を回るバスツアー形式で、農家さんのハウスを見学して、お話を聞き、質疑応答という流れで行われました。
帰り際に、面接を希望する農家さん(受入農家)を記入する面接申込書を渡されて解散しました。


▲受け入れ農家さんのハウス




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見学会の雰囲気は全体的に緊張した空気でしたが、受入農家さんの人柄やハウス・施設の雰囲気など行かなければわからない事を知れて、とても良かったです。ハウスの内がゆっくり見られ、設備などかっこいいと感じました。



●緊張の面接

現地見学会を終えると、いよいよ面接です。 コロナ禍の為リモートで、15分~20分くらいの時間をかけて、市役所・農協・受入農家・県職員の4名の方と面接しました。「就農理由」、「就農への意気込み」、「ミニトマトを選んだ理由」、「自己資金」などはもちろん、独身だとパートナーとなる方がいるかを質問されます。他には申込書に書いた自己資金だけでなく、借入の有無などお金のこともシビアに質問されました。
結果、雰囲気に飲まれてしまい、伝えたい事や受け答えもうまくいきませんでした。リモートで声などが伝わっているかわからない不安と緊張で押しつぶされていました。

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申込書・面接申込書に第一希望だけ記入していた事がとても好印象を持たれました。もし初めから第一希望を決めているなら、第二・第三希望は書かないという手もあります。



面接後、郵送で合否のお知らせが届くのですが、無事に合格することが出来ました! 合格すると、受入連絡会と連絡を取って研修開始時期について話し合います。この合格で研修生として認められ、受入農家さんの指導を受けられるようになるのです。

今回活用した制度です。ぜひ参考にしてください!
●新規就農希望者支援について(JA伊豆の国市HP)
→くわしくはこちら
●がんばる新農業人支援事業について(静岡県農業振興公社HP)
→くわしくはこちら

次回、研修生として基礎を取得!過酷な農作業は楽しい「アグリサイズ」!

次回は11月10日頃にお届けします!



プロフィール

伊豆の国市/
関野 陽平

静岡県伊豆の国市出身。
2017年にJAを退組し、ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航。そこで経験したファーム生活で農業への興味が湧き、大好きな地元:伊豆の国市で農家になることを決意。 帰国後「がんばる新農業人支援事業」に応募し、合格。ミニトマト農家になるため、受け入れ農家の元で研修に励み、独立に向けた準備を進めている。

    
    


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