コラム
公開日:2019.04.16
農業に関する情報はどこから入手できるでしょうか?
書籍で調べる、インターネットで調べる、JAの冊子をもらうなど、入手経路には様々なものがあります。そのなかでもオススメなのが、種苗メーカーが提供しているカタログです。
今回は、“プロ農家にとっても役立つ”種苗メーカーのカタログについてご紹介します!
種苗カタログとは、種苗メーカーが発刊しているカタログです。
品種ごとの特徴はもちろん、その作物の栽培方法や保存方法、レシピ、おすすめの資材など、カタログの内容はとても充実しています。また、種苗メーカーが刊行しているため、最近の種苗業界に関する情報を入手可能なところも特徴です。
実践的な情報が豊富に掲載されていながら、低コストで入手可能なところが種苗カタログのメリットといえます。
各メーカーのホームページから取り寄せることができます。カタログは無料のものと有料のものがあり、会員登録が必要なものもあります。また、ウェブ上で閲覧可能な、オンラインカタログを提供している種苗メーカーもあります。
「家庭園芸」というカタログが年4回発行されています。
カタログの取り寄せは、ハガキやメールの他にオンラインショップで無料の会員登録をすることでできます。またデジタル版もあるので、オンライン上でも読むことができます。この場合の会員登録は不要です。
無料で年2回発行されている「花と野菜ガイド」があります。
通販サイトで無料のユーザー登録をすることにより、カタログを請求可能です。また、有料会員になることで毎月送られてくる「はなとやさい」という情報誌もあります。
「春カタログ」「秋カタログ」という名前で年2回刊行されています。
こちらはユーザー登録不要で取り寄せることができます。また、有料会員「大和友の会」になると、年4回の会報誌「新種苗」を読むことができます。
以上、種苗メーカーから取り寄せ可能なカタログについてご紹介しました。
低コストで情報をうまく取り入れ、ぜひご自分の栽培に活かしてみてください。
ライタープロフィール
【uen01】
1反のハウスで夏秋ミニトマトの養液栽培(不織布ポットを利用した少量培地栽培)を行なっています。
元営農指導員のベテラン農家指導のもと、様々な実証実験を行いながら生産しております。元金融マンというバックグラウンドを生かして、数字に基づいた栽培及び経営を行なっています。