コラム

アザミウマ駆除に困らない、最適な農薬とは?

公開日:2018.03.28

1.アザミウマの問題

「花の害虫」とも呼ばれるアザミウマ。日本全国で夏期の高温乾燥時に発生します。特に花卉類への害が深刻ですが、葉や果実にも吸汁加害します。加えてウイルス病の媒介にもなっており、栽培品目に関わらず園芸農家全員にとってアザミウマの存在は頭の痛い問題です。

2.アザミウマの特徴と発生原因

体長1〜2mm程度と小さく、花の中等に発生するその生態的特徴から発見が遅れやすいと言われています。発見が遅れると防除も後手に回ってしまいがちです。
国内には約200種類以上のアザミウマがおり、ミナミキイロアザミウマ等、農薬の効きづらい種類もいます。適切な農薬を選択しておらず、テントウムシやカブリダニ等のアザミウマの天敵(益虫)ばかりを殺虫してしまい、被害が進行してしまうケースもあります。


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3.アザミウマの予防・駆除方法 / 最適な農薬とは?

予防方法

ハウス周辺に7月頃開花するヒメジオン等の雑草を除草しましょう。アザミウマは花が大好きです。成虫が葉の中に卵を生み、そこから発生する幼虫も同じように加害するため、まずは素因となる雑草(特に開花するもの)対策を徹底しましょう。



黄色に寄っていく習性があるため黄色の捕虫シートを活用しましょう。太陽光を反射させるタイプの虫除けも有効です。




駆除方法

耐性の強いミナミキイロアザミウマには、ベストガードやモスピランといった農薬は効果があります。その他のアザミウマにはオルトラン等の農薬も効果があります。しかし、農薬はアザミウマの天敵も殺虫してしまう諸刃の剣です。なるべく早期発見及び予防に努めましょう。




ライタープロフィール

【uen01】
1反のハウスで夏秋ミニトマトの養液栽培(不織布ポットを利用した少量培地栽培)を行なっています。
元営農指導員のベテラン農家指導のもと、様々な実証実験を行いながら生産しております。元金融マンというバックグラウンドを生かして、数字に基づいた栽培及び経営を行なっています。

    
    


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