コラム

これで作業効率アップ!トラクターを使った正しい耕し方

公開日:2018.03.07

作物を栽培するにあたって、種まきや植え付けを行うために圃場を耕耘する必要があります。小さい畑や家庭菜園レベルであれば小型の管理機でも事足りますが、面積の広い圃場や、ハウスを何棟も耕耘する必要がある場合にはトラクターを使用すると効率的でしょう。
しかし、簡単なように見える耕耘ですが、特にハウス内の耕耘にてこずってしまう方が多いようです。正しい耕し方を知り、作業効率をアップさせましょう。

1. 耕耘する順番が大事

ハウスの耕耘は意外と難しく、とりあえず耕耘してみたもののハウスの角が耕せなかったり、列によって土の高さに差が出てしまうことは珍しくありません。しかし、それは技術的な面だけでなく耕耘する順番を間違えているからかもしれません。
そこで、誰でも簡単にハウスの角までムラなくできる耕し方をご紹介します。

2. これなら失敗なし!ハウスのキレイな耕し方

  • 1. ハウスの中を耕耘する際、まずは入り口側の両端から耕耘していきましょう。

このときは真ん中あたりまで耕耘すれば十分です。このとき、なるべくハウスの端までロータリーを近づけて、余分なスペースを残さないようにしましょう。
片方済んだら向きは変えず、そのまま逆端までバックで戻るようにしましょう。

  • 2. トラクターの向きを変え、入り口の反対側から同じように両端を耕耘していきます。

このとき、入り口側から耕耘した跡を中央の耕耘されていない方向へ避けていくことが重要です。両端が済んだら、入り口を向いたまま反対側中央の端までバックします。

  • 3. 入り口目掛けて真っすぐに耕耘します。

ハウスの幅が広く、3工程で済まない場合は1と2を徐々に中央に寄りながら繰り返していきましょう。その際には、耕した列に残った尾輪の跡を、トラクターのタイヤが踏む程度ようにして進むと真っすぐ耕すことができます。
また、深耕(耕耘する深さ)が一定でないと、最終的に土の高さにムラが出てしまい畝が立てにくくなってしまうので十分に注意しましょう。

3. 作業事故に気を付けよう

近年、農作業中の死亡事故のおよそ3割は、機械部への挟まれや回転軸への巻き込まれなどトラクターでの作業中に起こっています。自分の身を守るためにも作業中はなるべくトラクターに背を向けず、フードの紐など回転軸に巻き込まれる危険性の高いものは身に着けないようにする必要があります。
作業の効率化を図ることはもちろんですが、常に安全第一での作業を心がけましょう。



    



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