コラム

赤紫蘇シロップの作り方をご紹介!さらにおいしく食べれるアレンジレシピとは?【編集部レポあり】

公開日:2025.06.24

さっぱり美味しい夏の味わい、赤紫蘇シロップ。あざやかな赤紫のシロップには、ビタミンやカリウム、ポリフェノールなど様々な栄養素が含まれており、抗酸化作用や消化促進、血行促進といった効能が期待できる夏の定番ドリンクです。
この記事では、赤紫蘇シロップの作り方から、筆者おすすめのシロップを使ったアレンジレシピのアイディア、保存方法までを紹介します。

1.赤紫蘇シロップを作ってみよう!

毎年6月頃になると、梅干し作りに欠かせない赤紫蘇が店頭に並び始めます。この時期にしか手に入らない夏の味覚です。すぐに傷んでしまうため、作る直前に購入しましょう。

<材料>

赤紫蘇の葉(約300g)
氷砂糖(300gから500g)(きび砂糖・上白糖・氷砂糖など好みのものでもOK)
リンゴ酢または酢(150ml)(クエン酸の場合 25g)
水(1,5リットル)

※レシピをもとに作ってみた「💡編集部レポ」も合わせてご覧ください。

作り方


1.赤紫蘇の準備

赤紫蘇の葉をきれいに洗い、茎を取り除いて、葉だけを用意します。
💡編集部レポ:今回は家庭菜園の畑から摘んできた赤紫蘇をいただきました!

2.煮出す

鍋に水を入れ、沸騰したら赤紫蘇の葉を加え、再度沸騰したら弱火にして約5から10分ほど火にかけます。
💡編集部レポ:紫色の葉からだんだんと色が抜けて緑色の葉になりました。

3.シロップを作る

煮出した赤紫蘇の葉を取り出し、煮汁に氷砂糖を加え、しっかりと溶けるまで中火にかけます。
溶けたら火を止め、リンゴ酢を加えてよく混ぜます。お酢を入れるときれいな赤色になります。
💡編集部レポ:今回は三温糖を使用したためか少し暗い色になりました。お酢を入れても鮮やかな赤色ではないが大丈夫なのか…

4.冷ます

シロップを火から下ろし、保存容器に移します。シロップが冷めたら完成です。
💡編集部レポ:色から見るに味も濃くなったかもしれません…

💡編集部レポ:炭酸で割ったらきれいな赤色になりました!いわゆる「原液」なので濃い分には問題ないようですね。15~20分くらいで簡単に作れました!

ポイント💡

酢を入れることによってシロップに酸味を加え、保存性を高めてくれます。酢の独特な風味が苦手な方には、クエン酸がおすすめです。クセのない味わいになります。
また、容器に移し替える際にこすと舌触りがよくなりますよ。

△筆者撮影

2.アレンジレシピも豊富!赤紫蘇シロップの活用アイディア5選

赤紫蘇シロップはそのまま飲んでも美味しいのですが、ほんの少しアレンジを加えることで様々な味わいが楽しめます。

赤紫蘇ソーダ

シロップを炭酸水で割るだけで、さっぱりとした赤紫蘇ソーダが完成。レモンやライム、ミントを加えると、さらに爽やかさが増します。

△筆者撮影





赤紫蘇かき氷

かき氷のシロップとしても活躍。赤紫蘇シロップを冷たい氷にかけるだけで、暑い夏にぴったりのひんやりスイーツに変身します。赤紫蘇シロップをアイスキャンディー型に入れて凍らせれば、簡単アイスのできあがり!

赤紫蘇ゼリー

赤紫蘇シロップをゼラチンで固めて、赤紫蘇ゼリーに。見た目も涼しげなデザートとしても味わえます。

赤紫蘇サワー

赤紫蘇シロップを焼酎やウォッカなどのお酒で割って炭酸を注げば、大人向けの爽やかなサワーに早変わり。酢の酸味がアルコールとよく合います。

赤紫蘇ドレッシング

赤紫蘇シロップの甘みと酸味を生かして、自家製ドレッシングに酢の代わりとして加えるのもおすすめ。少量入れるだけで、紫蘇の香りが食欲をそそります。

3.自家製「赤紫蘇シロップ」の保存方法

自家製の赤紫蘇シロップは、市販のものに比べるとあまり日持ちしないため、短期間で消費するのが理想的です。ラベルに作成日を書くなど賞味期限を意識して、冷蔵保存の場合は1、2週間以内に使い切りましょう。
保存のポイントは、しっかり密封できるガラス瓶などの保存容器を使うこと。
清潔な容器を使用することで、雑菌の繁殖を防ぎます。長期保存したい場合は、シロップを冷凍するのも1つの方法です。シロップを製氷皿に入れて冷凍すれば氷として使えるため、アレンジが広がります。

また、赤紫蘇シロップを作る際に余った紫蘇の葉があれば、捨てずに活用してみましょう。
残った紫蘇の葉を細かく刻んで、醤油やみりんで煮詰めれば、美味しい紫蘇の佃煮ができます。 紫蘇の葉を塩漬けにして、おにぎりやお茶漬けに使うのもおすすめ。さっぱりとした風味がご飯によく合い絶品です。

夏に人気の赤紫蘇シロップは、美味しく飲めるだけではなく、健康効果も兼ね備えたドリンクです。自家製で作れば、自然な甘さと酸味を味わえるほか、アレンジ次第でさまざまな用途に活用できます。 だれでも簡単に作れますので、ぜひこのレシピを参考に、みなさんも赤紫蘇シロップを作って暑い夏を爽やかに乗り切りましょう!

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▼参考サイト
〇一般社団法人芦屋町赤紫蘇研究所
https://akashiso-labo.org/about_akashiso/
〇KAGOME, しそジュース作り方!味わい方3選と、長期保存のコツは砂糖の量
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201707/6808/
〇@Living,,シロップをドレッシングやゼリーに! 紫蘇(しそ)ジュースの作り方と飲み飽きないアレンジレシピ
https://at-living.press/food/26983 /

ライタープロフィール

高橋みさと
自然に近い場所を求めて2021年に都内から郊外へ移住。 ライター業をしながら米や野菜づくりを実践しています。
趣味は登山と外遊び。 発酵に興味があり、コンポストを利用して生ごみを捨てない生活にはまっています!









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