コラム

【農業×IT】今話題のできる.agriコミュニティとは?挑戦したい農家必見!

公開日:2019.03.22

農業人口の減少や担い手不足の問題から、小さいコミュニティで農業を続けることが難しくなってきています。そこで現在注目されているのが、農家の新しい挑戦を後押しする「できる.agriコミュニティ」。何かに挑戦したいと考えている農家と、それに賛同した企業や非農業人材をマッチングしてくれるコミュニティです。
今回は、「できる.agriコミュニティ」の概要を、活用例を交えてご紹介します。新しい取り組みに挑戦したいと考えている農家の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.日本の深刻な農業問題

日本の食料自給率の低下や、農業に関わる人材の減少など、農業が直面する問題は深刻です。
そんな現状を打開するために必要な事は、農家同士の助け合いや、他分野との協力です。一農家で解決できない問題でも、ノウハウを共有したり、ITの導入などによって解決の糸口を生み出せる可能性があります。

2.農家の挑戦を可能にする「できる.agriコミュニティ」

何か新しいことを始めようと思った時、1人で出来る事には限界があります。かと言って、すぐに人との繫がりを作ることは難しいですよね。

そこでオススメなのが、「できる.agriコミュニティ」です。
「できる.agriコミュニティ」とは、農家と非農業領域人材や企業とのマッチングを行うコミュニティで、IoT、クラウドなどのインフラからEC,クラウドファンディングなどのサービスまで農家の新しい挑戦を後押ししてくれます。まさにITと農家の融合です。
例えば、コミュニティに参加している農家が、LINE WORKSを通して繋がっている企業や非農業人材に向けて、実現したい夢・企画を発信すると、その企画に賛同した企業や人材がチームを組み、実現に向けて一緒に活動してくれます。

また、できる.agriコミュニティは農林水産省が推進する取り組みでもあるため、その活動は農家の間だけではなく、国からも期待されています。
先進農家からノウハウを共有してもらえる仕組み作りも担っているため、先進農家と繋がることも可能です。特に農業を始めたばかりの方は、先進農家のノウハウや取組みを知ることで、今まで上手くいかなかった栽培も飛躍的に改善できるでしょう。

3.農家の夢を実現したマッチング事例

具体的にどのようなマッチングを行っているのかを、事例を挙げてお伝えします。

「正しく楽しく野菜について知ってもらうための絵本を作りたい!」と考えた農家は40万円を目標にしたクラウドファンディングを実施し、親子で野菜の価値が学べる絵本を出版することができました。このプロジェクトには絵本のイラストやライティングを担当してくれる主婦や、デザインを担当してくれる現役美大生、ストーリーアイディアを考案してくれる会社員など様々な方が賛同し、参加しました。

また、米農家が米ぬかの6次化商品を作るためクラウドファンディングを実施し、121人、1,199,811円の協賛で「温活グッズ」を作ることができました。他にも、環境制御装置やクラウドサービスを活用するトマト農家、クラウド会計ソフトを使って経理業務を“最適化“できたぶどう農家、IoTを活用したバジルの立体栽培で108倍の収穫量を実現した事例もあります。

このように、「ITを活用したいけど、具体的な利用の仕方が分からない」と独自では解決できない課題がある農家の手助けや、「新しい事に挑戦してみたい!」と思っている農家の夢の実現を手助けしてくれます。




新しい農業の形に挑戦したいと考えている方は、一度「できる.agriコミュニティ」が主催しているセミナーに参加してみても良いかもしれません。
みなさんが胸に秘めている夢が実現できる“良き出会い“があるかもしれませんよ。




●参考サイト
できる.agriコミュニティ<http://dekiru-agri.jp/>



ライタープロフィール

【施設園芸.com編集部】