コラム

春はイチゴ狩りに行こう!いちご王国栃木県でバリアフリーがうれしい「おすすめの観光農園2選」

公開日:2023.03.17

こんにちは、施設園芸.com編集部です!寒さも和らぎ、春の陽気です。春と言えば、お出かけ!外に出たい気持ちがうずうずしていませんか?今回は編集部が厳選した「この春行きたいおすすめのイチゴ狩り農園」をいちご王国栃木県の中からご紹介します!どちらもバリアフリーの通路があり、車椅子やベビーカーの方も安心の農園ですよ!

1.11種類のイチゴを食べ比べ!いちご狩りの元祖「吉村農園」

最初にご紹介するのが、栃木県益子町にある吉村農園です。吉村農園は社長の吉村さんが1985年からイチゴを栽培、その後栃木県で初めてイチゴの観光農園を始めた歴史ある農園です。現在は息子の想一さんと一緒にイチゴを栽培しながらその様子をYouTube動画で撮影し、新しく農業を始めたいと思っている若い人や、栽培に悩みを抱えている農業者にエールを送っています。また、Twitterでは吉村農園のことを知ってもらうためにお客さんに向けた情報を配信しています。不定期で開催しているプレゼントキャンペーンも大人気で、フォロワー数は7万人を超える人気ぶり!時代に合わせて進化が止まらないクリエイティブな農園です。

そんな吉村農園では、「お客さんに毎年楽しんでもらいたい」との思いから毎年テーマを決めています。今年のテーマは「白が勝つのかVS赤が勝つのか…この結末を目撃するのは君か、、」オリジナルポスターも作っています!かっこいい!

今年は栃木初の白イチゴ『ミルキーベリー』をはじめとする11種類のイチゴを食べ比べることができます。だから「白VS赤」なのですね。栽培品種も毎年変えているため、2023年のラインナップをご紹介します。

2023年のラインナップ

とちおとめ、女峰、かおりの、紅ほっぺ、おいCベリー、スカイベリー、章姫、恋みのり、とちひめ、とちあいか、ミルキーベリー



内栃木県のオリジナル品種は6種類で、長崎や静岡の品種も楽しめます!
今年は、令和に生まれた白イチゴ「ミルキーベリー」と同じく令和初の新種いちご「とちあいか」に注目です!

そしてなんと、これらのイチゴが時間無制限で食べ放題です!

好きなイチゴをトレーに摘んだら、ハウスの外に設置されているベンチに座って食べられます。お茶は自由に飲んで良いそうです!

土耕栽培なので、しゃがんでイチゴを摘みます。これが本来のイチゴの姿!ロングスカートだと少し動きにくかったのですが、地面がきれいなので土で汚れたりする心配はありません。
畝の間を広く開けて通路を整地しているため、車椅子の方も楽しくいちご狩りができます。

隣接する直売所では、お土産用のスカイべリーやイチゴジャム、イチゴミルクの素などを購入することができます。

歴史を感じる茅葺き屋根やかわいいイチゴのオブジェはまさに写真映えスポット!イチゴを食べたり写真を撮ったり、時間を気にせずゆっくり楽しめます。吉村農園さんはInstagramのアカウントもあるので、投稿する際にはぜひタグ付けしてみてください。農家さんにとって嬉しいのは「おいしい!」との声と笑顔!きっと喜ばれます!

※編集部が取材した日は、朝9:00の開園前から行列が出来ており、1時間足らずで定員になりました。予約はできません。直売所の品も無くなり次第終了です。こちらもお昼頃には無くなってしまうので、購入したい方はお早めに!

●吉村農園の詳細
【住所】栃木県芳賀郡益子町塙520
【アクセス】
公共交通機関:真岡鐵道真岡線「北山駅」から徒歩7分
車:北関東自動車道「真岡IC」から23分
北関東自動車道「桜川筑西IC」から25分
※20台分の無料駐車場有
【営業期間】12月1日 ~ 5月中旬頃
【営業時間】9:00~16:00
※いちごがなくなり次第終了
【予約について】予約不要(先着順でのご案内)
※人数が多い場合は事前に連絡してください(連絡先:0285-72-8189)
【料金】12月:2,300円 / 1月~3月:2,200円 / 4月~5月:1,800円
3歳~小学生以下:1,500円(シーズン通して一律)/ 0歳~3歳未満:無料





●取材動画も公開中!





2.ロイヤルクイーンの元祖!おしゃれカフェが隣接する「ストロベリーガーデンロイヤル」



次にご紹介するのが、栃木県壬生町にあるストロベリーガーデンロイヤルです。百貨店やフルーツパーラー、ホテルなどでも取り扱われた実績がある『ロイヤルクイーン』という高級イチゴを食べることができます!ロイヤルクイーンの親株は他県の農園さんにも販売されているため、全国各地に普及していますが、元祖はここ、栃木県「ストロベリーガーデンロイヤル」です。

水分が多いのが特長で、噛んだ瞬間たっぷりの果汁が溢れ、香りと甘さが口いっぱいに広がります!果汁がたっぷり溢れ出すため、小さなお子様はよだれかけや着替えを準備したほうが良いとのこと!

また、他のイチゴに比べると深い赤色と独特な形が特長で、品種登録表には「心臓の形」と表記されています。が、半分に切ってみるとハート型や猫型になるとってもかわいいイチゴです!これは絶対に写真映え!見た目から楽しめるイチゴです。

他にもハウス内には手作りのハンガーラックやテーブル、ハンモックがあり、アウトドアショップのような空間でいちごを食べることができます。

高設栽培なのでしゃがまずにいちご狩りができます。通路も広く作られているため、車椅子やベビーカーもスムーズに通れます。地面がきれいに整地されているためヒールでも大丈夫!デートにもおすすめですよ。

隣接するシックな黒い建物は直売所兼カフェです。

直売所ではお土産のロイヤルクイーンやジャムなどが販売されています。中でもロイヤルクイーンのジャムは、社長の手作り!そのこだわりの味に魅了され、店頭に並ぶとあっという間に売り切れてしまうそうです。編集部が取材に行った日は、平日にもかかわらず午後1時の時点で残り1瓶でした。

カフェ「Wisteria Meets Strawberry(ウィステリア ミーツ ストロベリー)では、ロイヤルクイーンを使ったスムージーや、いちごに合うコーヒーが販売されています。

収穫したてのロイヤルクイーンを使っているため新鮮でおいしい!ここでしか味わえないオリジナル商品です。一番人気のロイヤルクイーンを使ったサンドイッチはすぐに完売!この日はロイヤルクイーンとコーヒー味のマフィンを購入しましたが、とっても美味しかったです!

いちご狩りが出来ない時期は、いちごから抽出したオイルを使って石鹸やキャンドル作りができるワークショップを開きたいとのこと!今後がたのしみですね。

ストロベリーガーデンロイヤルはじゃらんで予約を受け付けていますが、枠が空くとすぐに埋まってしまう大人気の農園です!いちご狩りをしたい方はなんとか頑張って予約を取りましょう!練乳をつけて食べたい方は持参してくださいね。

●ストロベリーガーデンロイヤル
【住所】栃木県下都賀郡壬生町表町1978-1
カーナビで入力する場合:栃木県下都賀郡壬生町表町14
【アクセス】公共交通機関:東武宇都宮線「壬生駅」より徒歩で20分
車:北関東自動車道「都賀IC」から15分
北関東自動車道「壬生IC」から15分
東北自動車道「栃木IC」から20分
【営業期間】2023年01月03日~2023年05月14日
【定休日】水曜日
※いちごの生育状況により臨時休業する場合有
【営業時間】10:00~16:00
【予約について】要予約





●取材動画も公開中!







今回ご紹介した農園は気さくな方ばかり!いちご狩りシーズンがピークを迎えている今、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪
※イチゴ狩りは4月~5月中旬頃まで楽しめます!





  • ▼関連記事

ライタープロフィール

【施設園芸ドットコム 編集部】
農家さんへのお役立ち情報を配信中!
新しいイベントの企画やコラム記事の執筆、農家さんや企業様の取材を行っています。みなさんに喜んでいただけるような企画を日々考案しています♪









Facebook