コラム

儲かる野菜はどれ?!付加価値がつく今注目の野菜特集【2021年版】

公開日:2021.09.07

農業経営の悪化や野菜の市場価格が低下していることなどをきっかけに、新しい野菜の栽培に挑戦を考えている生産者の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、珍しいイタリア野菜を取り扱っているトキタ種苗の品種を中心に、これから需要が伸びそうなブランド力の高い野菜(品種)をご紹介していきます。

カーボロネロ・フォルツァ

カーボロネロはイタリアが原産と言われているケールの仲間で、「黒キャベツ」と呼ばれることもあります。食べ応えのあるしっかりした食感ですが、ケールほどのクセはなく炒めたり、スープにして煮込んだりすると美味しい野菜です。
F1品種である「カーボロネロ・フォルツァ」は、従来のカーボロネロよりも立性、青果揃い、収量性が向上しているプロ向けの品種となっています。


F1品種とは?

一代限りの交配種です。雑種第一代やハイブリッドとも呼ばれています。成長が均一で大量収穫が期待できる点や、病気に強いことが特徴です。(品種改良であり遺伝子組み換えではありません)

カリーノケール

カリーノケールはサラダで食べても美味しいケールの仲間で、生産性が安定していることからコンビニやファミリーレストランなどでも広く使用され始めている野菜です。
夏に強い「カリーノケールHG」、低温に強い「カリーノケールCG」、家庭菜園にもおすすめな「カリーノケールヴェルデ」など地域作型別に多数の品種が販売されています。

カリフローレ

「カリフトーレ」は、頂花蕾の茎を伸ばすスティックタイプのカリフラワーです。一般的なカリフラワーは花蕾を食べるのに対し、カリフローレは花茎の部分がメインとなっています。軟らかくほんのり甘みがあり、サラダやスティック野菜、炒めて食べても美味しい野菜です。

スティック状に切り分けて出荷することができるため、ホールで出荷するよりも歩留まりが良く高収益も期待できる品種です。

ラディッキオ

ユニークな形が印象的なラディッキオは、北イタリアなどでよく食べられているキク科の野菜です。日本のスーパーなどではまだあまり見かけることはないですが、最近では飲食店などの業務用として国産での栽培が増えてきています。
ラディッキオの赤い部分には抗酸化成分が多く含まれていて、アンチエイジング効果も期待できる栄養豊富な野菜のひとつです。

家庭菜園でも栽培容易な丸玉の品種の「ヴェネチア」、見た目が細長い形で一見すると赤紫のハクサイのような「プレコーチェ」があります。どちらの品種もオリーブオイルとレモンなどを合わせると苦味がアクセントになり、抗酸化作用のある栄養成分を美味しく食べられます。少し甘めの味付けにしたキムチの素とあえるだけでも美味しく頂けますよ。
丸玉の品種は地域や作型別に熟期の異なる品種が販売されています。

ビーツ

ビーツは地中海沿岸が原産のヒユ科フダンソウ属の野菜です。砂糖の原材料になるてん菜と同じ仲間であるため、糖分が高いのも特徴のひとつです。ヨーロッパではポピュラーな野菜であり、ロシアのボルシチには欠かせない食材でもあります。
ビーツにもいくつか品種がありますが、断面の渦巻き模様が特徴的な「ゴルゴ」、濃い赤色をした「ソーレ」が人気の品種となっています。

とろ~り旨なす

「とろ~り旨ナス」は、加熱するとねっとりとした食感になるのが特徴の白ナスで、各産地の直売所でリピーターが続出するほど人気の野菜です。皮は普通の白ナスよりも柔らかく果肉も緻密で柔らかなためグリルやソテー、揚げ物などにすると本来の美味しさが味わえます。施設栽培では温度管理をしっかりと行えば越冬栽培も可能です。

以上、これから需要が伸びそうな品種や高収益が期待できる品種など、ブランド力の高い野菜6品種をご紹介しました。どれも儲かる可能性を秘めている品種ばかりです。ぜひ新たな栽培品目を選定する際の参考にしてみて下さい。

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▼参考サイト

○トキタ種苗公式サイト
http://www.tokitaseed.co.jp/
○トキタオンラインショップ
https://tokitaonline.shop-pro.jp/

ライタープロフィール

かくやさゆり
種苗会社で培った経験と知識を活かしライターとして活動。 家庭菜園とアウトドア遊びが趣味の半農半ライターです。農業を中心にアウトドアをテーマにしたメディアでも執筆中。


    
    


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