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公開日:2022.05.31
良質なヤシガラを使った隔離栽培システムです。手間を削減し、大幅に生産性が改善できます。トマトをはじめ、様々な作物の施設栽培現場に導入されています。
こんな人におすすめ
特 長
ココバッグ®栽培の培地の原料となるヤシガラは、肥料成分をほぼ含まず、保水性と排水性をバランスよく持ち合わせているため、管理しやすく、高収量、高品質を狙うことができます。
養液栽培システムの中でも比較的安価で導入しやすく、年々導入件数が増えています。トマト・ミニトマトをはじめ、近年では、パプリカ、キュウリ、ガーベラ、ナスなど様々な作物で採用されています。
独立した培地なので、土壌病害のリスクが減ります。万が一病気が発生しても、部分的な培地交換が可能です。
また、設置・片付けが簡単で、土壌消毒や土作りなどの手間が不要になるため、作が空く期間を短縮することができます。
定植時期や地域によって多様な苗規格があります。ココバック®栽培システムは、2重ポット苗(底なしポット)、グローブロック苗(圧縮されたヤシガラ培地を不織布で包んだ育苗ポット)、セル成形苗など、様々な規格の苗を定植していただけます。代表的なのは、ココバッグ®に置くだけで定植できる、2重ポット苗、グローブロック苗の2種類です。(※写真は2重ポット苗)
給液管理や栽培管理などのマニュアルがあるので、初心者の方でも安心です。また、専門スタッフによる定期訪問があり、圃場の状況を見ながら栽培相談にお答えしたり、お困りごとに対してご提案をします。 栽培サポートセンターも設けており、栽培でトラブルがあったときには経験豊富なスタッフがお電話にて対応します。
使用法
ココバッグ®を専用の台座に並べるだけで設置完了です。設置後に水を入れると、厚さが約3倍に膨らみ、培地として使用できる状態になります。
定植の際には、ポット苗かグローブロック苗をココバッグの上(定植穴)に置くだけです。点滴方式で給液を行い、植物が吸収しなかった培養液はココバッグの底部に切ったスリットから排出されます。
ココバッグ®栽培システムには、オプションとして「はいえき当盤」「ひかり当盤」を備えています。
「はいえき当盤」は、排液量に応じて、「ひかり当盤」は日射量に応じて、給液のタイミングを制御することができる、簡易な灌水制御装置です。作物にとって必要な量を過不足なく与えることで、生育の安定を狙うことができます。また、管理の手間や無駄な肥料代を削減でき、生産性向上を可能にします。
仕様
販売商品名 | ココバッグ®栽培システム | |
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メーカー | トヨタネ株式会社 | 栽培バッグ (レギュラー品) |
原材料 | スリランカ産ヤシガラ | サイズ | 長さ90cm×幅18cm×厚さ5cm(乾燥時) | 重量 | 約3.5kg(乾燥時) | 穴数 | A0(穴無)/A3(3穴) | 使用年数 | 約3年 | ※上記レギュラー品以外に、目的に応じて培地量・排水性の異なるココバッグを各種取り揃えています |
栽培ベッド | 安価・軽量・コンパクトな専用発泡台座を使用 | |
栽培ユニット | 給液のタイミング・量・濃度をコントロールするユニット | |
オプション | はいえき当盤 | 排液量による給液量コントロールで無駄のない給液管理 |
ひかり当盤 | 日射量の変化に合わせた給液管理 |
価格
販売名 | 仕様 | メーカー希望 小売金額(税込) |
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