公開:2021.12.14
こんにちは。関野です!前回は私が受入農家さんの下で研修生として修業した日々をご紹介しました!今回は、いよいよハウスの建設に向けた工事を開始します!ハウスを建てるときに重要なのは何と言っても“水はけ”です。そのためには暗渠(あんきょ)排水工事を行い、排水対策をしっかりしておくことが重要です。
研修と同時進行で土地探しからハウス建設まで行います。
研修を始めてからすぐに、受入農家さんに協力してもらいながら土地探しを始めました。当初は、実家の土地で始めようと考えていましたが「日当たりの関係上、ミニトマト栽培には不向き」と受入農家さんに指摘を受け、断念しました。
そこで、
①作物に対しての栽培面積を確保する事
②日当たりの良い方角を確保する事
③土地に高さがあり水がたまりにくい場所
この3つを条件に、市役所と受入農家さんに候補地をあげてもらいました。最終的に3件ほどあった候補地の中から、受入農家さんのハウスの隣の土地に決定しました。今回借り入れをした土地の面積は、約3反。5連棟ハウスを建設する予定です。
「好条件!」と思い決定しました。受入農家さんの隣なら、分からないことがあればすぐに聞きに行けて安心です。
土地が決まると、次は暗渠排水工事を進めます。
暗渠排水工事とは、土地の排水性を良くするために、暗渠排水管を埋設する工事のことです。
今回借り入れた土地は、元々水田だったので通常の土地よりも水はけをよくする必要があります。また、施設園芸では青枯れ病対策にも効果的です。青枯れ病は、主に根のから侵入し感染します。感染後は土壌中の水の移動によって拡大していきます。ハウスを建設する前に、土壌の排水対策が重要なのです。