コラム

人気食材ベビーリーフ!おすすめレシピや栄養価を紹介

公開日:2020.11.20

毎日の食事にあると重宝するベビーリーフ。色々な種類の幼葉が入っているので、サラダはもちろん、様々な料理の脇に添えることで見た目をグッと華やかにしてくれます。 栽培の難易度が低いため、家庭菜園でもプランターを使って簡単に育てることができます。初心者にもおすすめです。
今回はそんなベビーリーフについてまとめました。栄養価に加えておすすめレシピも紹介しているので、まだ調理したことがない方も必見です。

1.人気のベビーリーフには栄養がたっぷり!

ベビーリーフとはひとつの野菜の名前ではなく、 様々な野菜やハーブの幼葉がミックスされた商品の俗称です。商品によって異なりますが一般的には、 サニーレタス、ケール、ホウレン草、レッドビートやルッコラなどが使われています。これらに共通しているのが、 「成熟したものと比較して、栄養が凝縮されている」という点です。
例えば、ベビーリーフ100gあたりのビタミン含有量は、サニーレタスの約2倍多いと言われています。他にもβカロテンや葉酸などもベビーリーフの方が多く含まれており、手軽にたっぷりの栄養を摂るにはピッタリの食材と言えるでしょう。

また、ベビーリーフはカロリー・糖質共に低い傾向にあるため、糖質制限やダイエット中の方にも向いている野菜です。

●参考:S&Bのフレッシュハーブ ベビーリーフパックは1パック42ℊで約16キロカロリー

2.ベビーリーフにぴったりの食べ方とは?

ベビーリーフの栄養をしっかり摂りながらおいしく食べるには、やはり 生食がおすすめです。 みずみずしくてクセのない、やわらかな葉の食感を楽しむことができます。 また、苦味を感じやすいケールなどの野菜も、幼葉だからこその食べやすい味になっています。

ベビーリーフはβカロテンをはじめとする脂溶性ビタミンを多く含んでいます。肉や揚げ物、ドレッシングなど、 油が含まれる料理と一緒に食べると、より効率的に栄養を吸収することができます。 油ものの口直しとしてもぴったりなので、相性抜群の組み合わせと言えるでしょう。

💡βカロテンとは?

βカロテンは体内で「ビタミンA」に変換され、目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、免疫力を上げる効果があります。その他、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できるなど、若々しさを保ちたい女性にとって嬉しい栄養素です。

3.美味しくて栄養ばっちり!おすすめレシピ2選

ここからは、誰でも簡単に作れる牛肉を使った「ごちそうサラダ」と、ニンニクの香りとベビーリーフの色合いが食欲をそそる「パスタ」をご紹介します。色々な料理に合うベビーリーフですが、中でも味と栄養バランスともにバッチリのおすすめレシピです。



ローストビーフとベビーリーフのごちそうサラダ

(材料)2人分
・牛ヒレ肉 150g
・ベビーリーフ 50g
★オリーブオイル 大さじ3
★お酢 大さじ3
★しょうゆ 大さじ3
★黒コショウ 適量
★わさび 適量

①牛ヒレ肉のかたまりの全ての面に強火で焼き色を付け、160℃のオーブンで30~40分焼き上げ、ローストビーフを作る。

②調味料(★)を混ぜ合わせ、ドレッシングを作る。

③薄く切ったローストビーフとベビーリーフを、②のドレッシングでよく和えて完成。





食欲そそる!ツナとベビーリーフのペペロンチーノ

(材料)1人分
・ツナ缶 1/2缶
・スパゲッティ 100g
・ベビーリーフ 20~30g
・オリーブオイル 大さじ2
・鷹の爪 1本
・にんにく 1片

①フライパンにみじん切りにしたにんにくを投入し、オリーブオイルで熱してよく香りを引き出す。

②輪切りにした鷹の爪とツナ缶を加えて、サッと炒め合わせる。

③茹で上げたスパゲッティと50ccほどの茹で汁を加え、よく混ぜ合わせる。

④塩コショウで味を整えて火を止め、ベビーリーフをサッと合わせて完成。







ベビーリーフは栄養たっぷりの万能食材です。いつも食べているサラダにベビーリーフをちょい足すだけで、摂取できる栄養価がぐっと上がります。色々な料理に合わせやすいので、毎日の食事に活用しない手はありませんね。今まであまり使ったことがないという人も、ぜひお試しください。




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▼参考サイト
〇ベジデイ
https://www.kagome.co.jp/vegeday/store/201801/8563/
〇エス&B
https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/60396.html
〇ホルティ
https://horti.jp/9046

ライタープロフィール

【料理アドバイザー(フードライター)大谷】
北海道出身の調理師免許ホルダー。
実家が農家なので、食材を大事に扱うことを信条としている。施設野菜を使った料理のレシピや農家さん向けの「加工品や製品」のレシピも考案。専攻はフレンチやイタリアン。誰でも作れる「簡単な調理方法」やしっかり栄養が摂れる「美味しい料理」の提供を目指しています。
●趣味:料理、テーブルフォトの撮影








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