コラム

栄養満点野菜!プチヴェールとは?効能とおすすめレシピをご紹介

公開日:2021.05.10

日本で品種開発された野菜「プチヴェール」をご存知でしょうか。開発されてから比較的日が浅いため、まだ食べたことがないという方も多いかもしれませんね。甘みがあっておいしく、βカロテンやビタミンC、鉄分、カルシウムといった栄養が豊富で、今注目されている野菜です。

1.プチヴェールとは

「プチヴェール」は、1990年に日本で誕生したアブラナ科の新しい野菜です。開発したのは静岡県のアブラナ科専門の種苗メーカー増田採種場で、ケールと芽キャベツを交配させて生み出した「世界初の結球しない芽キャベツ」です。
名前の「プチヴェール」は、フランス語で小さいという意味の「プチ(Petit)」と緑という意味の「ヴェール(Vert)」から名付けられました。最近では赤みのある「プチヴェールルージュ」や白い「プチヴェールホワイト」といった新品種も出ています。

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2.プチヴェールの栽培方法

プチヴェールは、開発した増田採種場によって商標登録されています。増田採種場では、プチヴェールの苗を自社のホームページで販売していて、家庭でも栽培できる育て方を書いた「プチヴェール栽培説明書」がついています。
苗の販売は6月~9月の期間限定です。定植時期は寒冷地で6月、冷涼地で6~7月、中間地で7~8月、暖地で8~9月。収穫時期は、寒冷地で11月~4月上旬、冷涼地で11月中旬~3月、中間地で11月下旬~3月中旬、暖地で12月~3月上旬となります。1本の株からは30~50個のプチヴェールが収穫できます。

3.プチヴェールの栄養価とおいしい食べ方

栄養価も糖度も高い!

プチヴェールには、ビタミンCやカロテン、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。中でもβカロテンは、可食部100gあたりに4320μgも含まれていて、これはカボチャの3倍、芽キャベツの6倍もあります。βカロテンはビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜の健康の維持に役立つ栄養素といわれています。また抗酸化作用があることも報告されていて、ガンの予防や免疫力の強化にも、アンチエイジングへの効果も期待されています。

また、冬に食べごろを迎えるプチヴェールは、糖度が高い野菜です。寒さで凍らないように自身の中に糖分を蓄えます。その糖度は11~13度で、旬の時期には17度になることもあります。

プチヴェールのおいしい食べ方とレシピ

甘みがあっておいしいプチヴェールは、軽く茹でてサラダで食べるのがおすすめです。茹で方は、プチヴェールを洗ってから、お湯を沸かした鍋に入れて1分半~2分ほど好みの硬さになるまで茹でます。味にクセがなく、煮崩れしにくいので、シチューやグラタン、天ぷらなど和食にも洋食にもよく合います

栄養価が高く調理もしやすいプチヴェール。まだ食べた頃がない方はぜひ、食べてみてください。

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▼参考サイト
○プチヴェール®野菜, マスダケール
https://www.masudaseed.com/products/petitvert/petit-vegetables.html
○プチヴェール,旬の食材百科
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/petit-vert.htm
○[プチヴェール]花のような新野菜、保存や下ごしらえのコツは?, カゴメ株式会社
https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/petit-vert/
○小さな緑「プチヴェール」って知ってる?アレンジレシピや選び方,macaroni
https://macaro-ni.jp/55676

ライタープロフィール

【都良TORA(田口 忠臣)】
北海道在住のフリーライター。
6次産業化やグリーンツーリズム、農産加工品開発のコンサルティング・ブランディングを行う仕事をしていたことから、その知識を活かして食や観光・農業に関する記事を書いています。
保有資格:北海道観光マスター、食生活アドバイザー、日本酒ナビゲーターなど


    
    


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