ハダニ対策にも役立つ！ハウスで使える防虫グッズをご紹介

農業に携わる人にとって、害虫対策は日々の習慣のようなもの。大切な作物を害虫から守るため、農薬散布はもちろん、無農薬栽培の場合も天敵や木酢液などを活用して防除に取り組んでいることと思います。一方、作物の害虫対策を気にするあまり、意外と見過ごされがちなのが「人の防虫」。今回は人を害虫から守るための対策や、おすすめの防虫グッズをご紹介します。

１.「人の防虫」はなぜ重要？

農作業中の人に被害を及ぼす虫には、蚊、アブ、ブヨ、毛虫、ハチなどがいます。刺されても軽いかゆみや赤みを生じる程度であれば大きな問題はありませんが、毒性の強い虫の場合、痛みや腫れが生じたり、時にはアナフィラキシーショックを起こすこともあるため注意が必要です。 このほか、ハウス内で特に注意したいのが、トマトやイチゴ、バラなど、あらゆる植物に寄生して生育を妨げるハダニ類です。人間を刺すことはありませんが、体長0.5mmほどと肉眼では見えにくいため、作業中気がつかないうちに衣服などに付着していることがあります。ほかの株やハウスにハダニを運んでしまい、農家自ら被害を広げてしまうことのないよう、日頃から人の防虫対策にも意識を向けておくことが大切です。

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２.農作業時の防虫対策～3つの基本～

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３.ハダニ対策にも！おすすめ防虫グッズ5選

BUG OFFマルチパーカー

「BUG OFF（バグオフ）」は、虫よけ効果のある機能性商品などを展開するブランドです。蚊取り線香などに使われるキク科の天然成分「ペルメトリン」を人工的に再現した成分が生地に練りこまれており、着るだけで虫を寄せ付けにくくなります。生地の裏面にはキシリトール成分がプリントされているため、汗をかいたときの冷却効果もばっちり。身に着けるだけで簡単に虫除けができます。

詳しくはこちら（ＳＯＰＩＣ公式販売サイト）

BUG OFFアイスタオル

同じくBUG OFFのアイスタオルは、虫除け効果に加えて、濡らして振るだけで冷たくなる冷却素材を使用しているため暑さ対策にも役立つ夏にぴったりのアイテムです。繰り返し洗濯をしても虫除け効果及び冷却効果が持続するのもうれしいポイント。

詳しくはこちら（ＳＯＰＩＣ公式販売サイト）

ハダニプレクトアームカバー

露出しやすい手元の防虫には、アームカバーを活用するのがおすすめ。こちらはハダニ防除のために圃場に設置する資材「ハダニ行動抑制シート」を使ったアームカバーです。ハダニが付着・通過しにくい特殊な編み方をしたナイロン生地で、ハダニがくっつくのを物理的に防いでくれます。薬品・薬剤などが一切使われていないため、人や環境にやさしく、安心して使えるのも嬉しいポイントです。

詳しくはこちら（ピーエルジェイインターナショナルHP）

防虫メッシュアームカバー

生地の表面に防虫成分を含んだマイクロカプセルがコーティングされているアイテムです。害虫が本能的に嫌がる香りを空気中に放出して、虫の飛来を防いでくれます。

詳しくはこちら（ヤマショウHP）

しまえるネット付き虫よけ帽

収納式の防虫ネットが付いていて、顔から首元までしっかりとガードできる帽子です。防虫ネットはツバのポケットに収納できるため、使いたいときにサッと装着できる便利アイテムです。

詳しくはこちら（畑乃家HP）

今回は、害虫から人を守るための対策とおすすめの防虫グッズをご紹介しました。虫刺されを防ぐ目的だけでなく、ハダニのような害虫の被害を拡大させないためにも、ぜひ普段の農作業スタイルに取り入れてみてください。

※本記事で紹介したアイテムはあくまで予防商品であり、虫刺されを100％保証するものではありません。使用方法はメーカーHPをご確認ください。

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