コラム

アシストスーツで足腰腕の負担を軽減!農業WEEKで見つけた【農作業におすすめ商品3選】

公開日:2023.11.08

農業では、長時間同じ姿勢のまま作業を行ったり、重いものを持ち上げたりと体に負担がかかる動作を頻繁に行います。農作業による体への負担を軽減するには、アシストスーツを活用してみるのがおすすめです。そこで今回は、2023年10月に幕張メッセで行われた農業WEEKのツールジャパンエリアで見つけた最新のアシストスーツや、腕への負担を軽減できるおすすめアイテムをご紹介します。とくに腰痛にお悩みの方はぜひチェックしてみてください。

1.着脱が簡単!クラボウ「着るアシストスーツCBW」

ユニフォーム用生地の製造・販売を行うクラボウ(倉敷紡績株式会社)が販売している、ベストとズボンに分かれたタイプのアシストスーツです。ズボンとサポーターが一体型になっているため、着脱が簡単に行えるのが特長。作業する姿勢に合わせた調節が可能で、前かがみ姿勢・立ち姿勢・持ち上げ姿勢をサポートします。腰や膝が曲げやすい作りになっていて、かがむ作業もラクに行えます。重い荷物を運んだりする方はもちろん、ミカンやイチゴ栽培のように常に中腰の姿勢になる農家にもおすすめです。

見た目もスタイリッシュで、通勤時や作業時以外に着用していても目立ちません。また、着用したまま休憩やデスクワークができてしまうのもうれしいポイント。汚れてしまった場合は、洗濯機で丸洗い可能です。 ズボンについては、使用する季節に合わせて選べるよう、通年向けのものと春夏向けの2タイプが用意されています。価格は43,780円(税込)

既成品だけでなく、色や生地を用途に合わせてカスタマイズすることもできるため企業や農園のカラーに合わせてお揃いのユニフォームを作ることができます。
※サイズはSS~5L

編集部レポ☆彡

実際に、展示会場で試着させていただきました。ベルトを緩めると普通のズボン、締めるとアシストスーツに早変わり。リュックサックの紐の長さを調整するのと同じ原理です。荷物を持ち上げるときも、ついつい腰を使ってしまうところを、膝など全身を使って持ち上げるようにアシストされています。慣れるまでは多少の動きにくさを感じるかもしれませんが、慣れてくれば腰への負担がかなり軽減されそうです。





※価格は2023年11月1日現在、ANZEN MALL(安全モール)での販売価格

2.着用するだけで正しい姿勢をキープ!エヌ・エス・ピー「タスケル」

次にご紹介するのは、株式会社エヌ・エス・ピーが提供するアシストベスト「タスケル」です。同社は、全身タイプのアシストスーツも販売していますが、今回はより簡単に着用できて手頃な価格で購入できるベストタイプをご紹介します。 タスケルは腰部が二重設計になっており、腰をしっかりサポートしてくれるのが特徴です。背中部分に採用している4本の強力なバネによって、腰の負担を軽減し、理想的な姿勢に改善してくれます。前面のファスナーを引き上げるベストタイプなので、気軽に着用できます。

メッシュ素材を使用しているため、通気性が抜群。長時間の着用でも快適です。ネイビーとホワイトの2色を展開。下着やインナーのように身に着けることで効果が高まるため、色の透け感が気になる方にはホワイトがおすすめです。農作業だけでなく、介護や事務作業、立ち仕事などさまざまなシーンで活用できます。
※サイズはS~3L

編集部レポ☆彡

展示会の説明員として立ち続けるエヌエスピーの担当者もスーツの下にタスケルを着用されており、「立ちっぱなしの展示会にも効果的!あると無いとでは全然違う!」と絶賛しておられました。ワイシャツの上からネイビーのタスケルを着用されていたのですが、おしゃれなベストに見えました。楽天でも販売されており、価格もお手軽。(10,890円/税込) 編集部も事務作業が多く腰への負担が気になる今日この頃…洗濯ネットに入れればバネごと丸洗いできるため、洗い替え用と合わせて2枚ほど欲しいですね。





※価格は2023年11月1日現在、エヌ・エス・ピー楽天市場店での販売価格

3.ウェストポーチで荷物運びをサポート!モリトジャパン「キャリーアシストポーチ」

最後にご紹介するのは、サポーターやアシストスーツの開発などを行うモリトジャパン株式会社の荷運びアシスト機能を搭載した「キャリーアシストポーチ」です。ポーチ部分にアシスト機能が付いているため、腰に装着し、ポーチに荷物を載せることで荷物を運ぶ際の腕への負担を分散します。また、ポーチ天面には滑り止め加工も施され、片手で荷物を持つことをアシストするのが特長です。

20kgまでの重さに耐えることができるため、収穫した農産物のコンテナや肥料袋を運ぶときなどに活躍するでしょう。配送業や物流業の方にもおすすめです。カラーはブラックとネイビーの2色で、サイズはフリー。(対応サイズ:約65~105cm)
※2024年の春に販売開始予定






アシストスーツを着用することで、農作業における体の負担を軽減し、効率的に作業を行うことが可能です。また、身体的な負担が軽くなることで、作業時間を短縮させることもできるでしょう。「最近足腰が辛くなってきた」と感じている方は、ぜひアシストスーツを活用も検討してみてください。

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ライタープロフィール

【施設園芸ドットコム 編集部】
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