アグリキュレーター

ハウスに行く回数が減りました!ハウス内環境の一括管理で労力削減。

2018.08.31

1. 統合環境制御盤を導入したきっかけ

今までは複合制御盤を使っていたので、各機器の制御もバラバラで、測定値を見るのも各機器ごとでした。例えば、炭酸ガスはCO2発生装置が設置されている場所にモニターがあったので、「いちいち確認しに行くのは手間だな~」と感じていました。
当時、同じ地域の農家さんが統合環境制御盤を使っているのをみて、統合的に制御・管理が出来るのならと思い、導入しました。

2. 導入した効果

今までバラバラだったデータが1つの画面で見られるようになり、栽培管理がしやすくなりました。
天候が変化するとハウスに戻って天窓を開けたり閉めたり、設定変更をしていたのが、ハウス内や外気温を見ながら自動で動いてくれるので、ハウスに行く回数が減りました。
導入したハウスは統合環境制御盤に任せて、空いた時間は他のハウスの管理や、収穫作業などに使えるため、とても助かっています。
また、複数の離れた場所にハウスがあるため、キュウリの最盛期はハウスからハウスへの行き来が多かったのですが、導入したハウスは統合環境制御盤に任せることができるので、自分が足を向けなくてよくなりました。

これまでカーテンの開閉設定は、それぞれ開閉時間の設定が必要で操作が複雑でしたが、ハウスナビ(ニッポーの統合環境制御盤)はハウス内の環境を見て自動で動いてくれます。 機械は得意なほうではありませんが、一度覚えてしまえば、そんなに難しい操作ではありません。

タッチパネルのディスプレイも見やすくて気に入っています。測定データがグラフ表示されるので、パソコンを見なくてもディスプレイのグラフを見ながら「この数値をもう少し下げよう」など、活用しています。

今、私が重要視しているのは飽差DIF(昼夜温度差処理)です。DIFの数値を変えていくと、キュウリの木を栄養成長や生殖成長に傾けることができるのではないかということで、一生懸命取り組んでいます。ハウスナビでは飽差値も見ることができるのがうれしいポイントです。

3. 今後の展望

収穫量を上げていきたいと思っています。

現在はハウスごとにデータでまとめているので、それぞれのハウスの収穫量は分かるようにしています。統合環境制御盤を導入しているハウスは、昨年の収量が反収(一反の収穫量)で29tほどなのですが、もっと増やしたいです!
トマトの場合は1段になる実の数が決まっているので、段数を増やさないと収穫量は伸びないですが、キュウリの場合は、生殖成長に傾けることができれば収穫量はまだまだ伸びるので35tくらいは目指したいですね。

4. 今回おすすめする機器

㈱ニッポーの統合環境制御機器
「House NAVI ADVANCE」
(ハウスナビ・アドバンス)


商品詳細はこちら

ハウスの情報


ハウス:パイプ、鉄骨合わせて9ヵ所/1ha
カーテン:遮光
その他:炭酸ガス発生装置、モニタリング


ハウスの様子



キュレータープロフィール

埼玉県/キュウリ生産者 
木村さん

県内有数のキュウリ産地である埼玉県本庄市。
農業歴17年目という木村さんは、ハウス栽培だけでなく露地でキャベツやレタス、とうもろこしなど様々な品目の栽培をされている。
多くの海外研修生やパートさんも雇用。栽培者としてだけでなく、経営者としても様々な取り組みをされており、経営に関する貴重なお話も伺うことができた。取材担当者より

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