アグリキュレーター

飽差管理で収量が約3割アップ! 高温問題が解消でき、よい苗ができるようになりました。

公開日:2018.03.07

1. 飽差コントローラー を導入したきっかけ

環境制御技術普及促進事業が始まる前から別の地域では環境制御を行っていると聞いて、勉強会などに参加して学び、いろいろ取り組みは行っていました。
事業が始まってから環境測定器を導入したり、炭酸ガスの施用を行って、収量が上がりましたね。環境制御は効果覿面。
飽差コントローラは高温問題を解消するために導入しました。以前は、遮光でハウス内の温度を下げて蒸散を抑えていましたが、それでも葉に水分が足りていないことに悩んでいたので、細霧装置と飽差コントローラを導入してみました。

2. 導入した効果

導入前は、遮光をするしかなかったのですが、飽差を管理するようになってからあまり遮光をしなくても適度な蒸散がコントロールできるようになり、よい苗ができるようになりました。葉にちょうどよい水分が残ります。6~7℃は隣の(飽差管理を行っていない)ハウスに比べて下がりましたね。
定植後も葉が萎れなくなりました。 細霧装置の導入や飽差管理、炭酸ガスの施用など環境を整えた結果、収量が昨年比で約3割増えました。

3. 今後の展望

労力を増やす方向でいますが、まだまだ色々な事をやってみたいですね。
最終的には機械1台で管理できるようにしたいです。今ある温度センサーにしても、ボイラーのセンサー、天窓のセンサーと全部異なっていて、ズレます。正確なセンサーで尚且つ全部管理できたほうがいいですよね。

労力や努力を惜しんでもそれ以上何も変わらないし、今のまま。多少お金をかけてでも、新しい事にチャレンジしたいですね。僕は、農業を始めたことが既にチャレンジですから。
新しいことをせず、長年ある方法や上手い例を真似るだけの人も多いですが、それだと同じ効果しかでない。「人と違うことをやらないと!」と思います。

4. ハウスの様子

ハウスの情報

ハウス:鉄骨/単棟/17a
天窓:自動開閉装置
暖房機:給油式暖房機
その他:炭酸ガス発生装置、タイマー式自動潅水
循環装置、循環扇扇

今回おすすめする機器

㈱ニッポーの飽差コントローラー
CO₂ 飽差+(ほうさプラス)

キュレータープロフィール

高知県/シシトウ生産者 
林さん

高知県南国市でシシトウを生産している。会社勤めから一転、農業の道へ。「情報は命だから」と地元の人々やメーカーとのコミュニケーションを大切にし、情報収集を欠かさない。
様々な取り組みを試す中でより良い農業を目指しているチャレンジ精神の強い生産者。取材担当者より

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